滋賀県の愛知川源流域で室町時代から続く、在来種の茶樹を自然の恵みを活かし,源流域のため水を汚さないという地域の思いから 完全無農薬・無化学肥料 で栽培する昔ながらの方法が特徴です。険しい山間に点 在する茶畑では、機械化が進まず、落ち葉を集めて土づく りをするなど、長年の土壌管理と厳しい環境に耐える茶樹 の生命力が育まれ、奥深い風味を持つ個性的なお茶が作ら れています。交配品種ではなく、種から自然に芽生えた在来種を多く 栽培しており、茶樹一本一本が個性豊かです。土壌管理へのこだわりからススキや落ち葉などを集めて敷き詰め、 微生物の働きで土壌を豊かにする土づくりを何十年もかけて行っています。自然の力を活かし厳しい積雪にも耐える粘り強い在来種の枝が茶樹を維持しています。 山の斜面に茶畑が点在し、昔ながらの手法が守られています。過去には多くの番茶が収穫されていましたが、現在は1番茶の収穫後に茶樹を休ませることで樹の健康を保ち、 質の良い番茶を作ることを重視しています。 |
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